サイドFIRE計画失敗しない為の3STEPを解説【僕の実例有】

こんな疑問に答えます。

この記事を読むことでサイドFIREについての基本的な知識（FIRE、サイドFIREとは？）やメリットデメリット、また、どのような手順でサイドFIREを計画すればよいかがわかるようになります。

本記事では、FIREに対してサイドFIREのメリット・デメリット、サイドFIREを成功させる為の全体手順を解説します。

サイドFIREのメリット・デメリット

次に、一般的なFIREであるファットFIREと比較した際のサイドFIREのメリットとデメリットを解説します。

メリット

• 完全FIREに比べて、必要な資産が少なく済む
• 運用益だけでなく、労働収入も得られるので、手元資金が目減りしても埋め合わせができる
• 仕事の経験やスキルを活かして、好きな仕事を続けることができる
• 社会とのつながりを保つことができる

デメリット

• 完全FIREに比べて、自由に使える時間が少ない
• 副業収入が計画通りにいかない場合は資産が減っていくリスクがある
• 職歴に空白ができると再就職が難しくなる場合がある

サイドFIREは、完全FIREに比べて、必要試算も抑えられるので達成するハードルが低いです。しかし、上記のようなデメリットも考慮した上で、慎重に計画する必要があります。

失敗しないサイドFIREの手順

失敗しないサイドFIREは、以下の3Stepの手順で進めます。

サイドFIREで目指すのは、年間の支出　≦　資産収入と副業収入の状態です。

年間の支出をフルタイムで働く会社からの給与ではなく、資産運用によって得た収入と副業によって得た収入でカバーする状態を作ることができればサイドFIRE達成、となります。

これらのStepで実施する内容を順に説明していきますね。

必要な年間収入の把握

改めてですが、サイドFIREで目指すのは年間の支出　≦　資産収入と副業収入の合計の状態です。

まずは本当に必要になる年間の支出を把握するStepです。

支出を抑えることで、次のStepである資産運用の積み立て額を確保できますし、サイドFIRE達成として設定する資産金額も抑えることができます。

必要な年間収入の把握について、詳細を解説していきます。

支出の把握

まずは現時点（見直し前の状態）、実際にかかっている支出の把握をしましょう。

クレジットカードの明細、銀行預金からの自動引き落とし、定期的に現金で振り込みするもの等、それらを1つの表に纏めます。

年間で支払する自動車任意保険や税金については12で割って月間の費用にするといいです。電気代は月によって異なりますが、平均金額をざっくりでも良いので計算します。

それらの費用が固定費なのか変動費なのかを入力します。わが家では以下のような明細になりました。

細目	分類	費用/月
学校固定費（給食等）	固定費	30,000
インターネット	固定費	9,350
携帯料金	固定費	6,553
生命保険	固定費	8,000
息子の学資保険	固定費	21,681
娘の学資保険	固定費	20,000
車の保険・税金	固定費	10,000
子供の習い事	固定費	38,000
U-NEXT	固定費	2,000
NETFLIX	固定費	1,490
オンライン英会話	固定費	20,000
Google Play	固定費	2,280
電気代	変動費	20,000
水道費	変動費	9,000
ガソリン代	変動費	15,000
外食費	変動費	60,000
日用品	変動費	15,000
食費	変動費	100,000
衣類	変動費	20,000
美容関連	変動費	30,000
他（家族娯楽含）	変動費	60,000

変動費、固定費、合計はこちらです。

細目	分類	費用/月
固定費計	固定費計	169,354
変動費計	変動費計	329,000
合計	合計	498,354

ここまでは、現状の把握です。月間のコストが498,354≒約50万円。

50万円×12か月で約600万円がわが家の年間支出、ということになります。

わが家の場合は子供の教育資金は学資保険を組んでいるのでその積み立て費用を含めて算出しています。

ここから大事なStep、費用の見直しをしていきます。

固定費の見直し

作成した現在の固定費内容に対して、削減できる内容がないかを確認。

削減できそうな内容については家族で話し合い、削減する為のアクションをとります。

わが家では以下、「削減内容」欄に書いた内容について、削減を行いました。

細目	分類	見直し前費用/月	見直し後費用/月	削減内容
学校固定費（給食等）	固定費	30,000	30,000
インターネット	固定費	9,350	9,350
携帯料金	固定費	6,553	6,553
生命保険	固定費	8,000	0	不要と判断して解約
息子の学資保険	固定費	21,681	21,681
娘の学資保険	固定費	20,000	20,000
車の保険・税金	固定費	10,000	10,000
子供の習い事	固定費	38,000	33,000	スイミング解約
U-NEXT	固定費	2,000	0	不要と判断して解約
NETFLIX	固定費	1,490	1,490
オンライン英会話	固定費	20,000	13,000	英会話スクールを変更して削減
Google Play	固定費	2,280	2,280

※わが家における住居費は副業の不動産収入でカバーしているので、この表には含んでいません。

僕が43才でFIREできた1つの理由は会社員の属性を使って銀行融資で不動産投資ができたから。
初心者でも失敗しない方法を書いているので少しでも興味がある方は読んでみてください。

　

変動費の見直し

変動費も固定費と同じです。ただし変動費はこの時点で目標数値であり、本当に達成できるかどうかの検証も数か月かけて行うことをお勧めします。

削減できそうな内容については家族で話し合い、削減する為のアクションをとります。

わが家では以下、「削減内容」欄に書いた内容について、削減を行いました。

細目	分類	見直し前費用/月	見直し後費用/月	削減内容
電気代	変動費	20,000	20,000
水道費	変動費	9,000	9,000
ガソリン代	変動費	15,000	8,000	通勤で使わなくなるので削減
外食費	変動費	60,000	35,000	外食の回数を減らして削減
日用品	変動費	15,000	15,000
食費	変動費	100,000	80,000	高価な商品の購入を控える
衣類	変動費	20,000	20,000
美容関連	変動費	30,000	30,000
他（家族娯楽含）	変動費	60,000	35,000	不要なものは買わない

必要な年間支出まとめ

わが家の毎月にかかる費用のまとめです。

細目	見直し前費用/月	見直し後費用/月
固定費計	169,354	147,354
変動費計	329,000	252,000
合計	498,354	399,354

毎月の支出、498,353≒約50万円だったのが見直しをすることで399,354≒40万円まで削減することができました。

年間の支出で考えると、600万円（50万×12か月）から480万円（40万×12か月）に削減できたことになります。

副業による収入を作る

年間の必要な支出が前のStepで決まりました。（約40万円/月）

あとはその支出を資産運用と副業でカバーできるよう計画できれば、それがサイドFIREの計画になります。

サイドFIREにおいて副業は収入源の一部であり、資産運用による収入以外で収入を得る手段です。

サイドFIREにおける一般的な副業を紹介します。

不動産賃貸業

僕のケースは不動産の事業を小規模ですがやっており、不動産賃貸の収入（賃貸）が月15万円あります。

副業による収入（年間）は180万円

僕が43才でFIREできた1つの理由は会社員の属性を使って銀行融資で不動産投資ができたから。
初心者でも失敗しない方法を書いているので少しでも興味がある方は読んでみてください。

ブログ（Googleアドセンス・アフィリエイト）

ブログやソーシャルメディアを活用して特定の商品やサービスの宣伝を行い、その成果に応じて報酬を得る方法です。

　

　

2024/8追記

2023年9月、退職した時点では僕の副業収入はゼロでした。

そこから2か月目でブログはゼロイチ（何もないところから収入を得られたこと）を達成し、退職後9か月目、1か月間の収入は20万円に到達しました。

　

　

ブログで月17万円の収入を得られるようになった方法は以下のNote記事で紹介しています。

こちらは一部有料のNote記事ですが、記事の中で紹介するキャンペーンを利用すれば実質無料で読めますので、ブログで副業収入を得ていきたい方や副業収入のリアルに興味がある方は是非読んでみてください。

Note記事リンク：サイドFIREおすすめの仕事は？僕が月20万円の収入を得た方法

　

　

オンライン・フリーランスワーク

文章執筆、ウェブ開発、デザイン、翻訳、マーケティングなど、自分の得意なスキルを提供して収入を得る方法です。

販売

手作りの商品、アート、クラフト品、古着、中古品などをオンラインで販売する方法。せどりもここに含まれます。

コンサルティング

自身の専門知識や経験を活かして、他者や企業にアドバイスやコンサルティングサービスを提供する方法です。

副業を選ぶ際には、自分のスケジュールや能力、興味を考慮し、自身に合ったものを選ぶことが重要です。

資産運用により収入を作る

資産運用に回しているお金は5,000万円。

これを年利6%で運用することを計画しています。よって、

資産運用による収入（年間）は300万円（5,000万円×6%）

　

　

2024/5/10追記

僕の投資戦略を𝕏スペース『FIREと資産形成』で説明した音声を紹介します。投資初心者でも再現性があるお話ですので是非聴いてみてください。

　

投資戦略の音声に対して頂いたコメントを紹介します。

𝕏でも投資方法に関して発信しています。Linkよりフォローお待ちしてます！

　

音声の中で説明している資料①

　

　

音声の中で説明している資料②

　

投資戦略説明の音声関連記事はこちら。

　

サイドFIREの収支計画【僕の実例】

年間の支出は480万円。これを資産運用による収入と副業による収入で得る計画を組むことがサイドFIREの計画です。

僕の場合は、副業による収入（年間）が180万円、資産運用による収入（年間）が300万円です。

　

ポイ活をはじめて4,600円手に入れませんか？

最後に皆様におすすめしたいポイ活の紹介です。

僕は2分間の手間だけで4,600円相当が手に入りました。夫婦でやったら9,200円相当！

以下の記事で解説しているのでお時間ある際に是非やってみてください。

　

最後に

僕の実例を含めたサイドFIREの計画手順の説明、如何だったでしょうか。

皆様が失敗しないサイドFIREの計画を作る際の参考にして頂ければ嬉しいです。

　

サイドFIREのリアルは𝕏でも発信しています。

妻との会話を配信する『FIRE夫婦のリアル』、FIRE達成者の仲間と配信する『FIRE達成者のリアル』の番組を視聴頂けると嬉しいです。

YouTube『サイドFIREのリアル』チャンネルリンク

𝕏では投資戦略、マイクロ法人設立、ブログでは発信していないサイドFIREの日常を発信しています。

ブログ記事に対しての感想や質問等をもらえたらすごく嬉しいです。是非以下のリンクから遊びに来てください。

ひろの𝕏リンク：Hiro_HASYG

　

最後まで読んで頂きありがとうございました！