「法人の銀行口座ってどこがいいの?」
「口座開設の審査が通りやすい銀行ってどこ?」
「社会保険料の支払いもなるべく手間かけずにやりたい」
こんな思いをお持ちの方向けに書いています。
こんにちは、ひろです。
2023年10月に会社を退職してサイドFIREを達成しました。
2024年の夏を目途にマイクロ法人を設立する予定です。
マイクロ法人設立、目的は社会保険料の節約と節税です。
本ブログではマイクロ法人について僕自身が学んだこと、実際に法人設立を進める上で苦労したこと等、その過程を共有していきます。
マイクロ法人設立に向けての第5回は『マイクロ法人の銀行口座は社会保険料自動振替対応のネット銀行一択!』。
法人設立をした時に絶対やらなきゃいけないことの1つが銀行口座開設。
この記事を読むことで法人口座をどの銀行で開設するべきか、わかるようになります。
マイクロ法人設立後に必要な社会保険料の支払い処理とは
法人の社会保険料の支払い処理とは
会社は毎月、社会保険料(健康保険料・介護保険料・厚生年金保険料など)を納付しなければなりません。
従業員負担分と会社負担分を合わせた金額を、所定の支払い手続きによって納付します。
納付先は日本年金機構。納付方法は金融機関窓口での手続き・口座振替・電子納付のみが認められています。
社会保険料の支払い期限とプロセス
社会保険料の支払い時期、納付のタイミングは毎月、月末にやってきます。
プロセスの内容を3つのステップで解説します。
納付書と書きましたが、正確には納入告知書って言います。
届け出ている会社の住所に送られてきます。
20日頃に送られてきて、その月の月末までに納付する必要があるので、その間、約10日。
毎月発生するタスクとしては割とタイトですよね。
銀行の窓口で納付しようとすると、営業時間は平日の9時から3時っていう制約もあり、もっと良い方法を探したくなります。
マイクロ法人の社会保険料を納付する3つの方法
マイクロ法人の社会保険料を納付する3つの方法を解説していきます。
金融機関窓口での手続き
もっともオーソドックスな方法は金融機関に出向き、窓口で手続きをして納付する方法です。
既に記事の中で『社会保険料のプロセス』で説明した通りですが、毎月20日頃に年金事務所送られてくる納付書を金融機関に持って行き、その月の末日までに納めるという方法です。
毎月20日から月末までの10日間の間に銀行の窓口で納付しなければいけないという、なるべく避けたい方法ですね。
電子納付「Pay-easy」を利用した納付
社会保険料は、電子納付でも行うことができます。
Pay-easy(ペイジー)と言って、インターネットバンキングを使って納付する方法です。
「Pay-easy」のメリット&デメリット
■メリット
・インターネットバンキングを使うので24時間納付ができる
・入金額のミスが発生しない(支払金額が記載された納付書や請求書を使って支払う為)
■デメリット
・マニュアル作業になるので、納付漏れリスクがある
※納付期限の翌月25日までに社会保険料が納付されないと、延滞金がかかる
例:納付期限が5月末の場合は6月25日までに納付されないと延滞金
現時点でこのPay-easyに対応しているネット銀行は以下3行です。
口座振替による納付
「口座振替による納付」は希望の銀行口座を指定し、自動振替処理により社会保険料を納付する方法です。
「口座振替」のメリット&デメリット
■メリット
・納付期限に自動的に引き落としされ、毎月の納付手続きが不要になります。
・入金額のミスが発生しない
■デメリット
・「口座振替」自体にデメリットはないが、利用できる銀行が限られる。
現時点でこの口座振替に対応しているネット銀行は以下2行です。
社会保険料を自動振替対応のネット銀行で決まり!
ネット銀行と店舗型銀行の比較
ネット銀行とは、店舗や専用ATMを持たないインターネット専業銀行のことです。
利用者は、パソコンやスマートフォンのアプリなどを利用し、オンライン上で取引を行います。
ネット銀行と店舗型銀行の比較を表に纏めました。
ネット銀行 | 店舗型銀行 | |
---|---|---|
店舗 | 原則なし | あり |
ATM | 原則専用ATMなし コンビニ等にある提携ATMを利用 | 専用ATM |
営業時間 | 24時間365日利用可能(※) | (原則)窓口平日9時~15時 |
振込手数料 | 同行内:約0~100円 他行宛て:約150~250円 | 同行内:約100~200円 他行宛て:約250~350円 |
インターネットバンキング 月額利用料 | 0円 | 1,000~5,000円 |
口座開設の審査期間 | 約1~2週間 | 約2~4週間 |
預金金利 | 比較的高め | 比較的低め |
紙の通帳 | 原則なし | あり |
知名度 | 低め | 高め |
上表のとおり、ネット銀行は、従来の店舗型銀行とは特長が大きく異なります。
ネット銀行は、低コストで使い勝手が良いことから注目され始め、近年利用者を大幅に増やしてきました。
東京商工リサーチの調査によると、2023年3月時点でネット銀行をメインバンクとしている企業は前年より25.4%増加と驚異の伸び率を記録しています。
ネット銀行のメリット&デメリット
■メリット
・手数料が安い
・スピーディーに口座開設できる
・24時間365日いつでも・どこでも利用できる
■デメリット
・対面での相談ができない(すべてオンライン上でやりとり)
・知名度が低い(取引先からの信頼度が下がる場合がある)
・Pay-easyや口座振替のサービスで劣る場合がある
マイクロ法人の銀行口座はGMOあおぞらネット銀行一択!
各銀行のメリットデメリットを検討した結果、僕の結論は社会保険料を『口座振替による納付』で対応できるネット銀行、GMOあおぞらネット銀行を選びました。
Pay-easyも対応しているネット銀行なので、Pay-easyで社会保険料を納付される方も安心ですね。
このブログでマイクロ法人の学びの場に登壇してくれたしんじろうさんのポストも貼っておきます。
口座振替のサービスはイオン銀行も提供しているのですがが、イオン銀行は開設が難しかった(数か月やり取りしても開設に至らず)という経験をシェアしてくれました。
僕の法人銀行口座の選定に共感された方に向けて、GMOあおぞらネット銀行の口座開設用の公式ホームページリンクになります。
以下ボタンからも進めます。
GMOあおぞらネット銀行公式ホームページ
(参考)GMOあおぞらネット銀行のアナウンスメント
2024/3/11にGMOあおぞらネット銀行、国税・社会保険料・国民年金保険料の口座自動振替に4月から対応する旨をアナウンスした内容を共有しておきます。
GMOあおぞらネット銀行株式会社は、2024年4月1日(月)より、国税や社会保険料(全国健康保険協会管掌健康保険料、厚生年金保険料、船員保険料、子ども・子育て拠出金)、国民年金保険料の支払いに、口座自動振替が利用できるようになることを発表した。
本件は、ユーザーから「毎月の社会保険料等の支払いを口座自動振替で自動化したい」という強い声が多数用寄せられていたことから実現したもの。GMOあおぞらネット銀行は、既存のインターネットバンキングからの振込やPay-easyでの支払いに加えて、口座自動振替という新たな支払い手段が加わることで、法人・個人のユーザーの利便性向上に寄与することを目指す。
ポイ活をはじめて4,600円手に入れませんか?
最後に皆様におすすめしたいポイ活の紹介です。
僕は2分間の手間だけで4,600円相当が手に入りました。夫婦でやったら9,200円相当!
以下の記事で解説しているのでお時間ある際に是非やってみてください。
-
ポイ活始めたら夫婦で9200円相当もらえた【所要時間2分】
2024/8/27
最後に
マイクロ法人設立に向けての第5回、『マイクロ法人の銀行口座は社会保険料自動振替対応のネット銀行一択!』は如何でしたか。
僕は2024年の夏頃にマイクロ法人の設立を予定しており、それまでにマイクロ法人について学んだことや、実際に会社設立するにあたって悩んだこと、実践した事を本ブログで発信していきます。
2024/4/11にマイクロ法人設立後3期運営しているしんじろうさんと𝕏スペースで会話しました!実践者のお話しはとても学びが多かったので是非聴いてみてください!
-
税理士なしでマイクロ法人を3期回したしんじろうさんから学ぶ
2024/8/23
サイドFIREのリアルは𝕏でも発信しています。
妻との会話を配信する『FIRE夫婦のリアル』、FIRE達成者の仲間と配信する『FIRE達成者のリアル』の番組を視聴頂けると嬉しいです。
𝕏では投資戦略、マイクロ法人設立、ブログでは発信していないサイドFIREの日常を発信しています。
ブログ記事に対しての感想や質問等をもらえたらすごく嬉しいです。是非以下のリンクから遊びに来てください。
ひろの𝕏リンク:Hiro_HASYG
最後まで読んで頂きありがとうございました!